塗料をより長持ちさせるために!紫外線に強い塗料の色はある?
2023/07/31
外壁塗装を検討中で使う塗料に悩んでいる方も多くいらっしゃると思います。
外壁は紫外線の影響を受けやすいと言われているので、劣化を最小限に抑えるためにも塗料選びは慎重に行わなくてはなりません。
そこで今回は、紫外線に強い塗料の色や種類をご紹介します。
□紫外線が外壁に与える影響とは?
・チョーキング現象
チョーキング現象とは、外壁に触れた時に手に白いチョークのような粉が付着する現象を指します。
この白い粉は塗料の顔料です。
塗料は何年も紫外線を浴び続けると塗料に含まれる顔料が分離し、白い粉が外壁の表面に浮き出てくるのです。
この現象が起きた時は外壁の塗り替え時期がきている証なので、更に劣化が進んでしまう前に外壁塗装を検討しましょう。
・色褪せ
チョーキング現象と同じく、外壁に含まれる顔料が紫外線によって分離すると色褪せも発生します。
この色褪せは全面同じように起きるものではなく、まだらに色褪せるので建物の見栄えも悪くなってしまいます。
・ひび割れ
ひび割れは、紫外線によって外壁が少しずつ傷むことによって起きます。
外壁のひび割れをそのまま放置すれば、ひび割れが更に増えてしまったり、ひび割れ部分から雨漏りが起きる可能性があります。
また、最悪の場合にはひび割れから派生して塗装の剥がれが起こりうるので早めの対処が必須です。
・剥がれ
塗装が剥がれてしまうと外壁の下地部分が剥き出しになるので見栄えも悪くなります。
また、下地部分が剥き出しになっている時に雨が降ると雨漏りが発生したり外壁材の腐食にも繋がったりします。
・コーキング材の劣化
コーキング材とは、サイディングボードに使われるひび割れを補修するための材料です。
弾力があり機密性やクッション性に優れており、サイディングボードの継ぎ目部分に注入して雨水の浸入を防ぐ役割で使われます。
しかしこのコーキング材も塗料と同様、紫外線を何年も浴び続けると劣化します。
サイディングボード自体に劣化が生じていなくとも、コーキング材が劣化していると外壁が傷む原因になります。
□紫外線対策にも!色褪せしにくい外壁の色は何色?
・1位 ホワイト
ホワイトは最も色褪せしにくいカラーです。
白は光を吸収しにくい性質があるので紫外線のダメージを受けにくいのです。
色褪せという面に関しては白は非常に優れていますが、排気ガスや埃の汚れが1番目立ちやすいというデメリットもあります。
・2位 ブラック
ブラックは一般的に光を吸収しやすいカラーとして知られていますが、カーボンブラックという色の原子が光によって分解されにくいという特徴があります。
この特徴によってブラックは紫外線による色褪せが起きにくいのです。
デメリットは先ほどのホワイトと同様に汚れが目立ちやすく、また色褪せの劣化も目立ちやすいカラーという点です。
・3位 ブルー
ブルーは光を反射しやすい特徴があります。
そのため、紫外線による影響が少ないと言えます。
しかし、ブラックと同じように劣化が目立つのがデメリットです。
□まとめ
今回の記事では紫外線が外壁に与える影響と、色褪せしにくい外壁の色についてご紹介しました。
外壁塗装を行うのであれば、できる限り綺麗に長持ちさせたいと思います。
是非この記事を参考に自宅の外壁カラーを選んでみてはいかがでしょうか。
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