外壁のひび割れに火災保険は適用できる?
2023/09/04
外壁は、雨風にさらされて紫外線を受け続けているため、住宅において不具合が起こりやすい部分です。
もし外壁にひび割れが生じた場合、メンテナンスや補修、被害がひどい場合は全体をリフォームということもあるでしょう。
これらは、火災保険の対象になる場合があります。
今回は、外壁のひび割れに火災保険を適用できる可能性があることと注意点をご紹介します。
□外壁のひび割れには火災保険を適用できることがある
外壁のひび割れには火災保険を適用できる場合があります。
具体的には、
・ひび割れの原因が自然災害の場合
・ひび割れから3年以内に申請した場合
・被害総額が免責金額以上の場合
以上の条件を満たしている場合は、火災保険を適応できます。
ただし、ひび割れから申請まで期間が空くと、受け取れる金額が減る場合があるので、ひび割れを発見したらなるべく早く申請しましょう。
また、被害総額の見積もりが免責金額以下だと火災保険が適応できないので、注意しましょう。
□火災保険を適用する場合の注意点
*火災保険が適応されない場合
経年劣化による修理や補修には、火災保険は適応できません。
長年雨風や紫外線にさらされていると劣化していくのは仕方ありませんが、被害があった時の補償が目的の火災保険は、補償の対象外となるので注意が必要です。
また、自然災害の被害の補修のための外壁塗装であっても、補修費用が免責金額以下の場合は火災保険が適応されません。
免責金額は、保険に加入する際自分で設定します。
この免責金額に被害金額が達していない場合は、補償の対象外となります。
加えて、火災保険を適応するには申請期間が決められています。
申請期間は、3年です。
一般的には3年を過ぎた場合には火災保険が適応されないので、自然災害によるひび割れを発見したら、なるべく早く申請しましょう。
*詐称行為には注意
自然災害が原因ではないのに自然災害が原因と偽って申請すると、詐称行為として犯罪に問われます。
最近では、火災保険の悪用で詐称行為をする業者があるので、委託する場合には注意が必要です。
□まとめ
今回は、一戸建てに住む方や外壁のひび割れに火災保険を適用できるか気になっている方に向けて、外壁のひび割れに火災保険を適用できる可能性があることと注意点をご紹介しました。
自然災害が原因かつ被害から3年以内かつ免責金額以上の被害であれば火災保険は適応されます。
外壁のひび割れは放っておくと他の部分まで悪影響を及ぼす場合があるので、見つけたらできる限り早急に対応しましょう。
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