外壁が色あせするとどうなる?劣化を抑えるおすすめの色もご紹介します!
2023/11/23
外壁の美観と耐久性。
住まいの顔とも言える要素である外壁は、多くの家主が悩むテーマです。
外壁の「色あせ」は単なる見た目の問題に留まらず、さまざまな劣化を招く可能性があります。
そこで本記事では、外壁の色あせがもたらす影響と、その劣化を抑えるためのおすすめの色について解説します。
□外壁の色あせとその影響
*見た目の劣化
外壁の色あせが最も直接的に影響するのは、住まいの美観です。
色あせによって外壁がくすんでしまうと、住宅全体が古びた印象を与えてしまいます。
さらに、この見た目の劣化は、次に紹介する経年劣化によるチョーキング現象やクラックと相まって、一層深刻な状態に陥る可能性があります。
*チョーキング現象
色あせが発生すると、外壁には「チョーキング現象」も起こりやすくなります。
チョーキング現象は塗料が劣化して粉を吹く現象で、防水性も低下します。
チョーキング現象を放置すると、建材内に雨水が浸入し、最悪の場合、建材が腐る危険性もあるため、注意が必要です。
*クラック(ひび割れ)
色あせが進むと「クラック(ひび割れ)」も発生しやすくなります。
クラックとは外壁にひび割れが生じる現象で、風化や浸水によって外壁がさらに劣化します。
ひび割れした状態を放置すると内部にまで傷みが進行し建物の強度が下がり、地震での倒壊リスクも高まるため、早急な対策が必要です。
□色あせに強いおすすめの外壁色
・淡いグレー系
淡いグレーは汚れが目立ちにくく、スタイリッシュな印象を与えます。
また、外壁に付着する汚れの多くが中間色であるため、グレーの外壁は汚れが目立ちにくいのです。
・アイボリー・クリーム系
アイボリーやクリーム系の色は汚れが目立ちにくく、落ち着いた雰囲気を作り出します。
黄砂や排気ガスが付着しても、色が同化するため目立ちにくいのです。
・イエロー系
イエロー系の外壁は、爽やかで明るい印象を与えます。
白い汚れが目立ちにくく、海外風の住まいを好む方におすすめです。
・グリーン系
グリーン系の外壁は、個性的でおしゃれな印象を与えます。
コケやカビのような緑色の汚れが目立ちにくくなっており、特に淡いグリーンは色落ちの心配も少なくなります。
・モカ・ベージュ系
モカ・ベージュ系の外壁は清潔感があり、大人っぽさや上品さが魅力です。
砂埃や土埃といった汚れが付着しても目立ちにくいため、長く愛せる外壁を仕上げられます。
□まとめ
外壁の色あせは、見た目の劣化だけでなく、建物自体の耐久性にも影響を与える重要な問題です。
しかし、淡いグレーやアイボリー・クリーム系の色を選択することで、その劣化を抑制できます。
本記事で紹介した色あせに強い外壁色を参考に、美観と耐久性を両立させた住まいを目指しましょう。
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