外壁塗装を成功させる色の選び方と組み合わせテクニックを解説!
2024/06/23
家の外観は、住まう人の個性や価値観を反映する大切な要素です。
特に、外壁の色選びは、住宅の印象を大きく左右します。
外壁塗装を通じて、自分らしいスタイルを表現したいと考えている方に向けて、色の組み合わせの基本と、見栄えを良くするためのテクニックをご紹介します。
□外壁塗装の色組み合わせのコツ
ここでは、目立たせたい部分の色の選び方や、サイディングの切れ目で色を分けるテクニック、屋根との色のバランスの取り方について詳しく解説します。
1:目立たせたい部分には補色を使う
補色とは、色相環上で正反対に位置する色のことを指します。
例えば、赤の補色は緑、黄色の補色は紫になります。
補色を組み合わせると、お互いの色が引き立ち、住宅を目立たせられます。
一方、落ち着いた雰囲気を演出したい場合は、近い色同士を組み合わせるのがおすすめです。
2:サイディングの切れ目で色分けする
サイディング外壁の場合、色の境界線が目立たないように、ボードの切れ目で色分けをするのが一般的です。
外壁の角や付帯部で色分けをすることで、全体的にバランスの取れた見栄えになります。
ただし、中途半端な位置で色分けをすると、塗料の境界線が目立ってしまうので注意が必要です。
3:ベランダは別の色で塗ってアクセントをつける
サイディングの切れ目での色分けと同様に、ベランダだけ別の色で塗ることで、外壁のデザインにアクセントをつけられます。
ベランダ部分を濃い色にすることで、外壁全体の単調さを避けられます。
ただし、ベランダの面積や数によっては、全体のバランスが崩れる可能性もあるので、事前に業者に相談しましょう。
4:外壁は薄い色、屋根は濃い色が基本
外壁と屋根では、異なる色を使うのが一般的です。
基本的に、外壁は薄い色、屋根は濃い色を選ぶことをおすすめします。
屋根は外壁に比べて雨や紫外線の影響を受けやすく、塗装の劣化が早いため、薄い色で塗装すると目立たなくなり、外壁全体が単調な印象になってしまいます。
屋根には黒や灰色に近い色が適していますが、赤や黄色などの明るい色は劣化が目立ちやすいので色の劣化が気になる方は避けましょう。
□成功する外壁塗装の色選びポイント
ここでは、全体のバランスを考慮した色の選び方、塗装しない部分との調和、カラーシミュレーションや色板の活用方法について説明します。
1:全体で使う色は3~4色に抑える
家全体で使用する色は、3~4色に抑えることが大切です。
色を多用しすぎると、まとまりのない印象になり、周囲の家から浮いてしまう恐れがあります。
同系色を使うことで、統一感のある仕上がりになります。
2:塗装しない部分の色に合わせる
窓サッシやレンガ、タイルなど、塗装しない部分の色は変えられません。
また、多色のサイディングに透明の塗料を塗る場合、既存の柄が残ります。
塗り替える部分の色を、これらの変えられない部分の色に合わせることで、統一感が生まれ、全体のバランスが良くなります。
3:カラーシミュレーションで仕上がりをイメージする
外壁塗装の色選びには、カラーシミュレーションが役立ちます。
自宅の写真をもとに、複数の色パターンを試すことで、仕上がりのイメージを確認できます。
色の組み合わせによる雰囲気の変化を把握し、最適な色選びに役立てましょう。
4:実物の色板で確認する
カタログや画面上の色と、実際の塗料の色は異なる場合があります。
そのため、実物の色板を使って、直接色を確認することが重要です。
日光の下で色板を見ることで、より正確な色の把握ができます。
また、色板を家の外壁に当てて、周囲との調和を確認するのも効果的です。
□まとめ
外壁塗装の色選びは、住宅の印象を大きく左右する重要な要素です。
カラーシミュレーションや実物の色板を活用して、理想の色選びを行いましょう。
外壁塗装を通じて、自分らしいスタイルを表現し、満足のいく住まいを実現してください。
----------------------------------------------------------------------
株式会社市川工務店
〒238-0025
神奈川県横須賀市衣笠町12-5
電話番号 : 046-851-0699
FAX番号 : 046-852-0299
----------------------------------------------------------------------