モルタルのひび割れ放置は危険!早急に補修すべき理由とコーキングの注意点
2024/08/27
築年数の経ったモルタル外壁のひび割れ。
放置すると、どうなるのでしょうか。
モルタル外壁は、経年劣化によってひび割れが発生することがあります。
見た目の問題だけでなく、放置すると様々なトラブルに繋がる可能性があります。
今回は、モルタル外壁のひび割れが放置することによって起こる危険性や、適切な補修方法について解説していきます。
□モルタルひび割れの放置は危険?
モルタル外壁のひび割れは、放置すると水分の浸入やカビの発生による劣化、最悪の場合、壁の崩壊につながる可能性があります。
1:水分の浸入
ひび割れは、雨水や湿気などの水分が壁内部に浸入する経路となります。
水分が浸入すると、壁材が腐食したりカビが発生したりして構造の強度が弱まる原因になります。
2:カビの発生
湿気がこもることで、カビが発生しやすくなります。
カビは、アレルギーや呼吸器系の病気の原因となるため、健康にも悪影響を及ぼします。
また、カビは壁材を腐食させるため、ひび割れの拡大や壁の崩壊を招く可能性もあります。
3:壁の崩壊
ひび割れを放置すると、水分の侵入やカビの発生によって壁材が劣化し、強度が低下します。
強度が低下した壁は、地震や強風などの外力によって崩壊する危険性が高まります。
□モルタルひび割れ補修の注意点
モルタルひび割れの補修には、コーキングが有効な手段です。
コーキング材の種類や下地処理、安全対策など、注意すべき点がいくつかあります。
1:適切なコーキング材の選択
コーキング材には、様々な種類があります。
モルタル外壁の補修には、耐久性が高いシリコン系やウレタン系のコーキング材が適しています。
アクリル系は、耐久性が低いため、モルタル外壁には適していません。
2:下地処理
コーキング材を塗る前に、ひび割れの汚れをしっかりと落とす必要があります。
汚れを落とさずにコーキング材を塗ると、密着が悪くなり、すぐに剥がれてしまう可能性があります。
また、ひび割れが深い場合は、コーキング材を塗る前にパテで埋める必要があります。
3:安全対策
外壁の高い位置での作業は、転落の危険性があります。
足場をしっかりと組み、安全帯を着用するなど、安全対策を十分に行う必要があります。
高所での作業に不安がある場合は、専門会社に依頼することをおすすめします。
□まとめ
モルタル外壁のひび割れは、放置すると、水分の浸入やカビの発生など、様々な問題を引き起こす可能性があります。
ひび割れを発見したら、早急に補修を行うことが大切です。
補修には、コーキングが有効ですが、コーキング材の種類や下地処理、安全対策など、注意すべき点があります。
適切な知識と方法で補修を行うことで、モルタル外壁の寿命を延ばし、安全な住居環境を維持していきましょう。
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