サイディングの継ぎ目について!塗装の劣化サインを見抜く!
2024/12/15
築10年以上経つ家は、そろそろ外壁のメンテナンス時期が近づいてきます。
特に、サイディングの継ぎ目は、雨風や紫外線を直接浴びるため、劣化しやすい箇所です。
サイディングの継ぎ目の劣化は、見た目の悪化だけでなく、雨漏りや建物の耐久性低下にも繋がります。
この記事では、サイディング継ぎ目の劣化サインを見抜き、適切なメンテナンスを行うコツを解説します。
サイディングの継ぎ目の劣化サイン
サイディングの継ぎ目は、外壁材同士の隙間を埋める重要な部分です。
シーリング材と呼ばれるゴム状の素材を充填し、雨水の侵入を防いだり、外壁材の動きを吸収したりします。
しかし、シーリング材は経年劣化しやすく、ひび割れや剥がれなどが発生すると、その機能を果たせなくなってしまいます。
1: ひび割れや剥がれ
シーリング材が劣化すると、ひび割れや剥がれが発生します。
ひび割れは、小さな亀裂から始まり、次第に大きくなっていくことがあります。
剥がれは、シーリング材が外壁から剥がれてしまう現象です。
2: 変色
シーリング材は紫外線や雨水の影響で変色することがあります。
特に、白や明るい色のシーリング材は、変色しやすく、見た目に悪影響を与えます。
3: カビや藻の発生
シーリング材の表面に、カビや藻が発生することがあります。
カビや藻は、湿気が多い場所に発生しやすく、見た目の悪化だけでなく、健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。
これらの劣化サインが見られた場合は、早急に補修を行う必要があります。
※写真はイメージです。
サイディングの継ぎ目補修にかかる費用と方法
サイディングの継ぎ目を補修する際には、劣化状況を踏まえて補修を行う必要があります。
1: コーキングの打ち替え
コーキングの打ち替えは、既存のシーリング材を完全に除去し、新しいシーリング材を充填する方法です。
劣化が進んでいたり、シーリング材の種類を変更したい場合に適しています。
費用は、箇所や使用するシーリング材の種類によって異なりますが、1箇所あたり数千円から数万円程度が相場です。
2: シーリング材の増し打ち
シーリング材の増し打ちとは、既存のシーリング材の上に新しいシーリング材を重ね塗りする方法です。
劣化が軽度な場合に適していますが、重ね塗りすることでシーリング材が厚くなり、見た目が悪くなる可能性があります。
費用は、コーキングの打ち替えよりも安く、1箇所あたり数百円から数千円程度が相場です。
3: ひび割れの補修
ひび割れが小さい場合は、シーリング材を充填して補修できます。
ひび割れが大きい場合は、補修材で埋めてからシーリング材を充填する必要があります。
費用は、ひび割れの大きさや補修方法によって異なりますが、1箇所あたり数百円から数万円程度が相場です。
※写真はイメージです。
まとめ
サイディングの継ぎ目にあるコーキングが劣化している場合は、早めに対処することで、雨漏りや建物の耐久性低下を防げます。
劣化サインを見逃さないように、定期的に点検を行い、必要に応じて補修を行うようにしましょう。
補修方法や費用は、劣化の程度や使用する材料によって異なります。
信頼できる業者に相談し、適切な方法を選択することが大切です。
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