ガルバリウム鋼板の屋根をご案内
ECO GRANI
屋根の葺き替えや改修・修繕工事、そしてカバー工法といった屋根工事も横須賀にて手掛けております。葺き替え工事で使用している屋根材はガルバリウム鋼板で、軽量で機能性に優れているため近年多くのお住まいにおいて採用されています。また30年保証がついたガルバリウム屋根材・ディーズルーフィング(エコグラーニ)の取り扱いもあり、ご要望に合わせてお選びいただけます。
目次
ディーズルーフィング《エコグラーニ》
ガルバリウム鋼板とは
ガルバリウム鋼板は、アルミ55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%からなる「アルミ亜鉛合金メッキ鋼板」です(この材料メーカーはジンカリウム鋼板と呼んでいます。)。*株式会社ディートレーディング。アルミニウムの特徴である耐食性や加工性、耐熱性、熱反射性と亜鉛の特徴である犠牲防食機能により従来の鋼板よりもさらに耐久性に優れ、あらゆる用途に対応できる画期的な鋼板です。
外壁塗装を手掛けるにあたって、「屋根に関してはもう塗装では対処できない」、「いまのお屋根は重い瓦なのでこの機会に軽くしたい」などのお客様の場合におすすめしている部材です。このページでは実際に「株式会社市川工務店」が施工したガルバリウム鋼板でエコグラーニを施工した例をご紹介を交えながらご説明いたします。「株式会社市川工務店」では、お住まいの外壁塗装や屋根葺き工事などをご検討されているお客様からのご連絡をお待ちしております。
エコグラーニ本体
ディーズルーフィング《エコグラーニ》とは
「株式会社市川工務店」が採用しているエコグラーニとは、基材に30年保証を付けている安心してお選びいただけるガルバリウム屋根材です。ディーズルーフィングシリーズ《エコグラーニ》は、表面自然石粒層の効果により、鋼板層への熱伝導値が低くなります。屋根材と屋根下地の間に十分な空気層を確保できるため、他の屋根材よりも屋根裏へ熱を伝えづらい構造になっております。
また、表面自然石粒層の凸凹は雨粒を拡散させる効果があり、通常の平滑な表面に比べて雨粒が小さく当たります。それにより、鋼板屋根の「うるさい音」の原因である雨粒が当たった時の鋼板の微振動による高周波の音も表面自然石粒層によって抑えることが可能になります。通常、建築物は建物最上部に位置する屋根の素材の重量によって耐震性が大きく左右されます(柱や梁の経年劣化にも大きく影響します)。株式会社市川工務店が採用しているガルバリウム屋根、エコグラーニ(ディーズルーフィングシリーズ)は1㎡あたり7㎏(1坪あたり23㎏)という軽さです。
表面の自然石粒は日本でも古くからある「釉薬(ゆうやく)」と呼ばれる着色方法で、色を生成する色粉とガラスの素が700~1200℃以上の高温酸化焼成という焼きの工程を施すことで色粉がガラスに封じ込められ、これによって長期的に色粉を維持できる着色方法です。陶磁器や磁器タイル、お茶碗や茶器などにも使われている方法です。
当社はディーズルーフィング 認定PRO販売店です
ディーズルーフィングの施工をお考えなら、認定PRO販売店での施工がオススメ
・ディーズルーフィングは、その耐久性の高さや長寿命性に加え、優れたデザイン性を備えた屋根材のトップブランドとして知られています。
・当社では豊富な経験と専門知識を持つスタッフが、お客様のニーズに合った最適な屋根材を提案し、高い技術力による施工を行います。また、ディーズルーフィングの認定PRO販売店として、信頼性のある正規品を取り扱い、顧客満足度の向上に努めています。ディーズルーフィング製品の高い性能と耐久性を活かし、お客様の住まいや建物を長期にわたり守るための最適な屋根材をご提供します。
・お客様の満足度を最優先に考え、屋根材の選定から施工までをトータルでサポートいたします。ディーズルーフィングの施工をお考えなら、認定PRO販売店の株式会社市川工務店へご相談ください。
スレート(コロニアル・カラーベスト)屋根 施工前
今回ご紹介するお宅はセキスイの住宅です。屋根大棟には大きな換気塔が付いております。これは屋根下地の鉄骨と一体になっているため撤去することはできませんので、最後に換気塔部は塗装で仕上げます。
施工前 スレート(コロニアル・カラーベスト)屋根
施工前 スレート(コロニアル・カラーベスト)屋根 洗浄後
仮設足場を掛け、高圧洗浄を行いました。ほぼ全面のスレート素地が出てきました(洗浄は必ず必要という事ではございません)。
ゴムアスファルトルーフィング貼り
既存のスレートは剥がさず、防水紙に「ゴムアスファルトフェルトルーフィング」を貼りました。スレートにタッカーは効きませんので、板金板を小さく切った「切子」を挟んで釘止めしております。
ゴムアスファルトルーフィング貼り後
エコグラーニ用オリジナル役物
エコグラーニの貼り始め(スターター)は通常はスレート用スターターを使うことになっておりますが、それでは軒先の高さが足りず下がり気味に仕上がってしまいます。株式会社市川工務店では、今回は建物にあったオリジナルの「軒先唐草」を作成して使用いたしました。また屋根軒先の位置が適切になるようにするため「軒先カット」という作業も行いました。今回の建物は「軒先カット」をしないと軒先が雨樋より出てしまい雨を受けなくなってしまうためです。
その他、「ケラバ唐草」や「捨て棟板金」などもオリジナルで作成しております。そうすることにより、一軒一軒お客様のお宅の屋根形状に合った施工ができます。
*部材はすべてガルバリウム鋼板で作成します。
エコグラーニ用オリジナル軒先唐草取付け
エコグラーニ用オリジナル役物取付(軒先唐草・ケラバ唐草・捨て棟包み)
販売元では、本体貼り後にケミカル面戸を付け、棟木を取り付けるのが標準施工ですが、株式会社市川工務店では、今回は更に雨漏りの可能性をなくすために「捨て棟」等を使用する工法を取り入れております。
エコグラーニ本体貼り
エコグラーニは軒先の右側から順に一枚づつ貼っていきます。一段目が終わったら二段目、三段目と上に被せて貼っていきます。
ケミカル面戸取付け
下り棟や雨押え取付部にケミカル面戸を貼りました。
役物板金取付け
最後に棟包みや雨押えなど、役物を取付けます。継ぎ目には念のためにコーキングを入れております。
ガルバリウム屋根(エコグラーニ)完成です(換気塔塗装未完成)
今回は遠くからの撮影ができなかったため、全体をお見せできないのが残念です。
*施工方法に関しては既存建物の形状等の条件にあった工法を検討し選択しておりますので、一例としてご理解をお願いします。
その他補足写真
ディーズルーフィングシリーズ エコグラーニ カタログ
今回施工したガルバリウム屋根材です。
その他のガルバリウム屋根 カタログ《悟空ルーフ》
こちらも株式会社市川工務店おすすめの平葺き調ガルバリウム鋼板屋根材です。
その他のガルバリウム屋根 カタログ《ダンネツトップ8-1(エイトワン)》
こちらも株式会社市川工務店おすすめの平葺き調ガルバリウム鋼板屋根材です。