外壁塗装DIYの危険性とは?安全な施工で後悔しないために
2023/06/15
外壁塗装、DIYで考えていませんか?
費用を抑えたい気持ちはよく分かります。
しかし、DIYは思わぬ危険が潜んでいます。
今回は、外壁塗装DIYの危険性、失敗しないための注意点、業者依頼のメリット、費用を抑える方法を分かりやすくご紹介します。
安全で適切な選択をするための参考にしてください。
外壁塗装DIYの危険性とは
高所作業による転落事故のリスク
外壁塗装は高所作業が伴うため、転落事故のリスクが非常に高いです。
建設業における死亡事故の中でも、転落・墜落事故は最も多い事故の一つとされています。
脚立やハシゴを使用するDIYでは、以下のような危険性があります。
・ バランスを崩して転落する
・ 脚立が不安定な地面で滑る
・ ハシゴの固定が不十分で倒れる
・ 作業中に体勢を崩す
・ 工具や塗料を持ちながらの不安定な姿勢による事故
特に、2階建て以上の住宅では、転落による重傷や最悪の場合、死亡事故につながる危険性も無視できません。
高さ2メートル以上からの転落は、重大な事故につながる可能性が極めて高くなります。
足場を設置するとしても、設置方法や安全確認が不十分だと、事故につながる可能性があります。
足場の設置には専門的な知識と経験が必要で、以下のような点に注意が必要です。
・ 地盤の安定性確認
・ 部材の強度確認
・ 適切な固定方法
・ 安全手すりの設置
・ 作業床の適切な設置
プロは安全な足場を構築し、安全帯などの装備を適切に使用しますが、DIYではそれが難しい場合があります。
また、安全装備の正しい使用方法や、緊急時の対応についても、専門的な訓練が必要です。
塗料の取り扱いによる健康被害
外壁塗装に使用される塗料や溶剤には、人体に有害な成分が含まれている場合があります。
特に注意が必要な成分として
・ 有機溶剤(トルエン、キシレンなど)
・ 重金属(鉛、クロムなど)
・ 揮発性有機化合物(VOC)
・ イソシアネート化合物
・ 各種添加剤
換気をせずに作業を行うと、有害物質を吸い込んでしまい、以下のような健康被害を引き起こす可能性があります。
・ 頭痛や吐き気
・ めまいや立ちくらみ
・ 呼吸器系の障害
・ 目や喉の痛み
・ 皮膚のかぶれや炎症
また、皮膚に直接触れることで、かぶれや炎症を起こすこともあります。
特に、アレルギー体質の方は重症化する可能性があります。
塗料の種類や使用方法によっては、発がん性物質が含まれている場合もあり、注意が必要です。
長期的な健康への影響も懸念されるため、適切な防護措置が不可欠です。
DIYでは、プロのように適切な防護服や防毒マスクを着用しない可能性があり、健康被害のリスクが高まります。
専門的な防護具には以下のようなものがあります。
・ 有機溶剤用防毒マスク
・ 保護メガネ
・ 化学防護手袋
・ 専用の作業着
・ 安全靴
近隣トラブル発生の可能性
外壁塗装の作業中には、塗料の飛散や騒音、作業車両の通行などによって、近隣住民とのトラブルが発生する可能性があります。
具体的なトラブルの例
塗料飛散による問題
・ 隣家の外壁や窓への付着
・ 駐車車両への付着
・ 植栽への影響
・ 洗濯物の汚損
騒音関連の問題
・ 高圧洗浄機の音
・ 工具の使用音
・ 作業者の声や物音
・ 早朝・夜間の作業音
その他の問題
・ 通行の妨げ
・ 駐車スペースの占有
・ 私有地への立ち入り
・ 日照や視界の遮断
特に、風向きによっては、塗料が隣家の建物や洗濯物などに飛散し、損害を与える可能性があります。
このような場合、賠償問題に発展する可能性もあります。
事前に近隣住民への挨拶や説明を怠ると、トラブルに発展しやすいため、十分な配慮が必要です。
プロの業者は、以下のような対策を行います。
・ 工事前の近隣挨拶
・ 工程表の配布
・ 養生シートの適切な設置
・ 作業時間の配慮
・ 騒音対策
・ 清掃の徹底
施工不良による修繕費用の増加
DIYでの施工では、専門知識や技術の不足から施工不良が発生しやすくなります。
主な施工不良のリスク
下地処理の不備
・ 古い塗膜の除去不足
・ 洗浄不足
・ ひび割れ補修の不備
・ 目地処理の不適切
塗装作業の不備
・ 塗料の選定ミス
・ 塗布量の不適切
・ 乾燥時間の不足
・ 重ね塗りの間隔ミス
下地処理が不十分であったり、塗料の選定や塗り方が間違っていたりすると、以下のような問題が発生する可能性があります。
・ 塗膜の早期剥離
・ 色むら・塗りむら
・ ひび割れ・チョーキング
・ 防水性能の低下
その結果、早期に再塗装が必要となり、結果的に費用が余計にかかってしまう可能性があります。
また、施工不良によって、建物の防水性能が低下し、雨漏りなどの深刻な問題を引き起こす可能性もあります。
これらの問題に対する修繕費用は、新規に塗装を行う費用よりも高額になることが多く、最悪の場合、建物の構造にまで影響を及ぼす可能性があります。
外壁塗装DIYで失敗しないための注意点
適切な下地処理の重要性
外壁塗装の仕上がりと耐久性を左右するのは、下地処理です。
既存の塗膜の剥がれや汚れ、カビ、コケなどを完全に除去し、下地を平滑に整えることで、塗料との密着性を高め、剥がれや劣化を防ぎます。
下地処理が不十分だと、せっかく塗装してもすぐに剥がれてしまい、費用と労力の無駄になってしまいます。
高圧洗浄機やケレン作業など、適切な道具と知識が必要となります。
安全装備の徹底
高所作業を行う際は、必ず安全帯やヘルメット、安全靴、防塵マスクなどを着用しましょう。
また、作業場所の周囲には、十分な安全対策を施す必要があります。
脚立やハシゴを使用する際は、しっかりとした設置方法を守り、不安定な場所での作業は避けましょう。
作業中は、常に周囲の状況に注意を払い、安全第一で作業を進めることが大切です。
周辺環境への配慮
作業中は、近隣住民への配慮も大切です。
作業時間や騒音、塗料の飛散などに注意し、事前に近隣住民への挨拶や説明を行い、トラブルを未然に防ぎましょう。
また、作業後の清掃も徹底し、近隣住民に迷惑がかからないように配慮することで、良好な関係を維持することができます。
外壁塗装 業者依頼のメリット
安全で確実な施工
専門業者に依頼することで、安全で確実な施工が期待できます。
高所作業を伴う外壁塗装は、転落事故のリスクが高く、適切な安全対策が不可欠です。
専門業者は、労働安全衛生法に基づいた適切な安全対策を実施します。
プロは、適切な安全対策と専門知識、技術を持って作業を行うため、DIYで起こりがちな事故や施工不良のリスクを大幅に減らすことができます。
特に以下の点で、専門業者の施工は優れています。
・ 適切な足場の設置と安全確保
・ 天候に応じた作業計画の立案
・ 建物の状態に応じた下地処理
・ 専門工具による効率的な作業
・ 周辺環境への配慮と養生
足場設置から塗装作業、後片付けまで、すべてをプロが責任を持って行うため、安心して任せられます。
また、作業中の近隣トラブルの防止や、廃材の適切な処理なども、専門業者なら安心です。
高品質な仕上がりと耐久性
プロは、使用する塗料や塗装方法を建物の状況に合わせて最適に選択し、高品質な仕上がりを実現します。
建物の構造材、気候条件、日照条件などを総合的に判断し、最適な塗装仕様を提案します。
また、プロの技術によって、耐久性も向上し、長期間にわたって美しい外観を保つことができます。
具体的には
・適切な下地処理による密着性の向上
・ 均一な塗膜厚の確保
・ 気温や湿度に応じた塗料の調整
・ 複数回塗りによる耐久性の確保
・ シーリング材との相性を考慮した施工
DIYでは難しい、均一な仕上がりや、長持ちする塗装を期待できます。
特に、外壁の角部や、窓周り、配管周りなどの難しい部分も、プロならきれいに仕上げることができます。
保証とアフターサービスの充実
多くの業者では、施工内容に対して保証期間が設けられています。
一般的な保証期間は5〜10年程度で、以下のような内容が含まれます。
・ 塗膜の剥離
・ チョーキング(白化)
・ ひび割れ
・ 色褪せ
・ 雨漏り
万が一、施工不良などが発生した場合でも、保証期間内であれば無償で修理や補修を行うなどのアフターサービスが受けられます。
また、定期的な点検サービスを提供している業者も多く、早期の問題発見と対応が可能です。
DIYでは、このような保証やアフターサービスは期待できません。
また、問題が発生した場合の責任の所在も曖昧になりがちです。
外壁塗装の費用を抑える方法
補助金・助成金の活用
自治体によっては、住宅のリフォーム工事に対して補助金や助成金制度が設けられています。
これらの制度は、地域の住環境の向上や、省エネ促進などを目的としています。
主な補助金制度には以下のようなものがあります。
・ 住宅リフォーム補助金
・ 省エネ改修補助金
・ 耐震改修補助金
・ バリアフリー改修補助金
・ 景観形成助成金
外壁塗装も対象となる場合がありますので、お住まいの自治体で確認してみることをお勧めします。
申請時期や条件、補助額には制限がありますので、早めの確認と計画が重要です。
補助金制度を利用することで、工事費用を大幅に削減できる可能性があります。
場合によっては、工事費用の20〜30%程度の補助を受けられることもあります。
閑散期に工事を行う
外壁塗装工事の需要は、春や秋に高まります。
これは、気温や湿度が塗装工事に適しているためです。
具体的には、以下の時期が繁忙期となります。
春期(3月〜5月)
・ 新年度に向けての改装需要
・ 気温が安定
・ 梅雨前の駆け込み需要
秋期(9月〜11月)
・台風シーズン前の補修需要
・ 気温が安定
・年末に向けての改装需要
そのため、これらの時期を避けて、閑散期である夏や冬に工事を行うことで、費用を抑えられる可能性があります。
閑散期には、以下のようなメリットがあります。
・工事費用の割引
・業者の予約が取りやすい
・工期の柔軟な調整が可能
・きめ細かな対応が期待できる
ただし、天候に左右される可能性があるため、業者とよく相談して決定することが重要です。
特に以下の点に注意が必要です。
夏期の注意点
・高温による塗料の乾燥速度の変化
・作業者の熱中症リスク
・突然の夕立への対応
冬期の注意点
・低温による塗料の乾燥不良
・ 結露の影響
・ 積雪への対応
これらの条件を考慮しつつ、業者と綿密な打ち合わせを行い、最適な工事時期を決定することが重要です。
まとめ
外壁塗装DIYは費用を抑えられる反面、高所作業による転落事故や健康被害、近隣トラブル、施工不良など、多くの危険が伴います。
安全で高品質な仕上がりを求めるなら、専門業者への依頼がおすすめです。
業者に依頼する場合でも、補助金制度の活用や、閑散期への工事依頼など、費用を抑える方法があります。
安全と品質を両立させ、賢く外壁塗装を進めましょう。
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