玄関ドアと外壁の色はどう選ぶ?外観を整える考え方
2023/06/23
外壁を塗り替えるときや玄関ドアを見直すときは、外観の印象をどう整えるかで迷うことがあります。
玄関ドアと外壁は近い位置にあるため、どちらか一方だけを気に入った色にしても、全体がまとまって見えるとは限りません。
さらに屋根、サッシ、雨どい、床タイル、門まわりなど、すでにある色や素材感も外観の印象に加わります。
そのため、新しい色を選ぶ前に残す部材と主役にしたい部分を整理しておくと、候補をしぼりやすくなります。
今回は、玄関ドアと外壁の色を選ぶときに、外観を見ながら考えたいことを紹介します。
外観の印象を決める組み合わせ
同系色でまとめる
外壁と玄関ドアを近い明るさや色味でまとめると、落ち着いた印象になりやすくなります。
たとえば、やわらかいベージュ系の外壁に木目調のドアを合わせると、色が完全に同じでなくても温かみをつなげられます。
ただし、似た色を選ぶ場合も、ドアの枠や取っ手が外壁からどの程度見えるかを確認しておくと、単調な印象になりにくくなります。
アクセントを1か所に絞る
玄関ドアを外観のポイントにしたい場合は、外壁よりも濃い色や、異なる素材感を取り入れる方法があります。
そのときは、屋根、サッシ、門扉などにも強い色を多く使いすぎないことが大切です。
目立つ要素が複数あると、個々の色は好みでも、外観全体が散らかって見えることがあります。
色だけでなく素材感を見る
同じブラウン系でも、つやのある金属調と、木目調では受ける印象が異なります。
外壁に石調や凹凸のある模様がある場合は、玄関ドアの表面の質感も全体の印象に影響します。
色名だけで候補を比べず、光沢、木目、凹凸といった見え方もあわせて確認しましょう。
玄関まわりの面積を考える
玄関ドアは外壁全体に比べると面積が小さくても、出入りする位置にあるため視線を集めやすい部分です。
一方で、玄関ポーチの壁や門柱まで同じ色を重ねると、想像以上に強い印象になる場合があります。
ドア単体の見本ではなく、玄関まわり全体の面積で色の見え方を考えることが必要です。

決める前に確認したいこと
残す部材との相性
外壁塗装だけを行う場合、屋根やサッシ、玄関ドアは既存の色を残すことがあります。 新しい外壁色を決める前に、残す部材の色を写真に記録し、候補と並べて比べてみましょう。
とくにサッシや雨どいは交換しないケースが多いため、外壁との境目で目立ちやすい部分です。
屋外の光での見え方
色見本は室内で見るのと、日差しや日陰のある屋外で見るのとで印象が変わります。
晴れた日だけでなく、曇りの日や夕方の見え方も確認すると、イメージの違いに気づきやすくなります。
候補をしぼるときは、ドアと外壁の色を近くに置き、同じ条件で見比べると判断しやすくなります。
建物の形と周辺環境
縦に細長い外観、横に広がりのある外観、玄関が奥まった外観では、同じ色の組み合わせでも見え方が異なります。
また、隣家との距離や道路から見る角度によって、外観全体より玄関だけが先に目に入ることもあります。
正面だけで決めず、普段帰宅するときや道路側から見える位置も確認しておきましょう。
交換時期をそろえるか考える
外壁の塗り替えと玄関ドアの交換を別々に行う場合は、今後の工事時期も配色に影響します。
近い時期にドアを交換する予定があるなら、外壁色だけを先に固定しすぎない方が選びやすいことがあります。
反対にドアを残す場合は、その色や質感を基準に外壁の候補を考えると、計画を立てやすくなります。

まとめ
玄関ドアと外壁の色は、同系色でまとめる方法と、ドアをアクセントにする方法のどちらも選べます。
大切なのは、色名だけで決めず、素材感、面積、残す部材との関係をあわせて見ることです。
候補は屋外の光で確認し、正面だけでなく普段の視線からも見比べてみましょう。
外観全体でどこを主役にするかを整理しておくと、納得できる組み合わせを選びやすくなります。
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