ベランダの防水シートは劣化していませんか?防水シートには寿命があります!
2023/08/23
ベランダは外にあるため、雨風や太陽光にさらされ、ある程度の年数が経つと劣化してしまうのは仕方ないことです。
そのため、適切なタイミングで、適切なメンテナンスが必要です。
今回は、一戸建てにお住まいで、防水シートの寿命を知りたいという方に向けて、防水シートの寿命と劣化症状をご紹介します。
□ベランダの防水シートの種類
ベランダ防水は、使われるものと施される場所によって4種類に分けられます。
ウレタン樹脂を塗り重ねるウレタン防水は、比較的費用が安く、複雑な形のベランダにも対応可能というメリットがあります。
よく使われる一方で、工期が長く、塗装にむらができやすい懸念点もあります。
ポリエステル樹脂と補強繊維からなるFRP防水は、ウレタン防水と同じくらいよく使われています。
工期が短く、耐水性も高い、むらもできにくいというメリットの一方で、費用が高くなるデメリットも。
溶解アスファルトとアスファルトシートを組み合わせたアスファルト防水は、広い範囲の防水に使われます。
耐久性や水密性に優れています。
専用のシートを貼り付けるシート防水は、比較的費用が安く、耐久性にも優れています。
しかし、他の方法と比べ接合処理が難しいです。
□ベランダの防水シートの寿命と劣化症状
*防水シートの寿命
防水シートの寿命は、10~12年とされており、この期間にメンテナンスするのが良いでしょう。
ベランダは雨風や太陽からの紫外線にさらされているため、施工したあとも徐々に劣化していきます。
10~12年経った時点で、メンテナンスをご検討ください。
タイミングを逃してしまうと、雨漏りや床のゆがみが発生してしまいます。
*防水シートの劣化症状
10~12年というのはあくまで目安です。
以下のような劣化症状を見かけたら、メンテナンスを検討しましょう。
・色褪せ
紫外線を浴び続けると、どうしても変色してしまいます。
劣化しているサインなので、色褪せがひどくなってきたらメンテナンスを視野に入れましょう。
・ひび割れ
表面にひびが入ってきたら、防水層が劣化しているサインです。
耐久性や水密性に影響を及ぼす可能性がありますので、早めのメンテナンスをご検討ください。
・剥がれ
防水層が剥がれてくると、内部の建材が見えてきます。
剥がれた部分から水が染みこみ、建材に紫外線が当たって劣化が早まります。
雨漏りの手前まで劣化しているので、早急に対応しましょう。
・雨漏り
ベランダの裏や下の階から雨漏りが見受けられたら、末期です。
防水層の劣化から被害が出てしまっているので、これ以上の被害を防ぐためにも一刻も早く対応してください。
ただ、雨漏りまで被害が及ぶと大工事になる可能性があるので、こうなる前に手は打っておきましょう。
□まとめ
今回は、一戸建てにお住まいで、防水シートの寿命を知りたいという方に向けて、防水シートの寿命と劣化症状をご紹介しました。
ベランダは外にあるため、劣化してしまうのは仕方ありません。
劣化症状が軽いうちに、メンテナンスをご検討ください。
----------------------------------------------------------------------
株式会社市川工務店
〒238-0025
神奈川県横須賀市衣笠町12-5
電話番号 : 046-851-0699
FAX番号 : 046-852-0299
各種塗り替え工事を横須賀で
----------------------------------------------------------------------