トタン外壁の特徴をご紹介!木目が欲しいならリブ波トタンがおすすめ!
2024/01/23
新築・リフォームの際、外壁材選びはとても重要です。
外壁は種類ごとに異なる特徴を持ち、それぞれにメリット・デメリットがあります。
そのため、デザインはもちろんですが、機能面についても正しく理解しておくことが大切です。
今回は、トタン外壁の特徴やメリット・デメリット、木目デザインのリブ波トタンについてご紹介します。
外壁材選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
□木目が欲しいならリブ波トタンがおすすめ
トタンは、和風建築との相性が良く、デザインにさまざまなバリエーションがあります。
トタンを波打つ形に加工することで、薄くても強靭な板となり、屋根・外壁に使用されます。
中でもリブ波トタンは、その形状が和風建築の外観と調和し、外壁に自然な美しさをもたらします。
木目調のデザインはバリエーションが豊富で、金属でありながら木の温もりを感じさせ違和感なく和風の雰囲気を演出できます。
また、リブ波トタンは重ね合わせる構造で雨漏りを防ぎ、小さな部分の修理も可能です。
ただし、形状の特徴上、塗装の際は塗り残しに気をつける必要があります。
□トタン外壁のメリット・デメリット
トタン外壁は、コスト効率の高さや耐震性など、多くのメリットがありますが、錆びやすさや遮熱性の問題など、いくつかのデメリットもあります。
トタン外壁を選ぶ前にその特性を把握しておきましょう。
*メリット
1:価格が手頃
トタン外壁は、他の外壁材料と比べて価格が手頃です。
リノベーションやメンテナンスにおけるコストを抑えたい方にとって魅力的です。
また、張り替えの費用も比較的低いため、長い目で見ても経済的です。
2:軽いことによる耐震性の向上
他の外壁材と比較するとトタンは軽量です。
建物にかかる負担を減らし、耐震性を高める効果が期待できます。
建物の安全性を高めることが期待できますが、耐震性は住宅の構造や立地にも左右されます。
そのため、トタン外壁を選択するだけですべての耐震問題が解決するわけではない点には注意が必要です。
3:耐久性
トタンは安価ながらも適切なメンテナンスを行えば長持ちする素材です。
10年から20年の期間は状態を維持でき、コストパフォーマンスの高い外壁材といえるでしょう。
定期的な塗装や補修によるメンテナンスで、さらに寿命を延ばせますよ。
*デメリット
1:外的要因による錆びやすさ
トタンは通常コーティングされており錆びにくい性質がありますが、もともとの素材が金属製のため、外的要因で傷がついた場合はそこから錆が発生します。
錆びにより、外壁の見た目や機能性が損なわれるリスクがあります。
また、他の金属の錆が付着することによる二次的な錆の問題も起こります。
2:遮熱性の低さ
トタンは金属製であるため熱を伝えやすく、夏場の太陽光により外壁が熱くなりやすいです。
これが室内温度の上昇につながり、快適性に影響を与える可能性があります。
遮熱性の高い塗料を使用することである程度対策は可能ですが、本質的なデメリットとして考慮する必要があります。
3:張り替え時の制限
トタン外壁を使用する場合、将来的に他の重い外壁材への張り替えが制限される可能性があります。
特に、重量が大きく異なる素材への張り替えは、建物に大きな影響を与える可能性があるため、注意が必要です。
外壁の重量変更に伴う構造的な影響を考慮し、適切な選択を行うことが重要です。
4:遮音性の問題
トタンは薄く軽いため遮音性が低いです。
特に雨音や強風の音が室内に伝わりやすく、居住環境に影響を与える可能性があります。
遮音性を高めるための追加的な措置を検討することも、トタン外壁を選択する際の重要なポイントです。
□まとめ
トタン外壁は経済性や耐震性などのメリットがありますが、錆びやすさや遮熱性の低さなどのデメリットもあります。
形状にも種類があり、リブ波トタンのような木目のあるデザインを選択することで、美観と機能性を高められます。
今回の内容が、トタン外壁の選択やメンテナンスの情報源となれば幸いです。
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