外壁のサイディングが剥がれる原因とは?外壁の劣化が気になってきた方は必見です!
2024/03/02
サイディングの剥がれは、家を所有する人にとって大きな悩みの1つです。
特に、自宅の状態を正確に理解し、適切に対処したいと考える実用的な方にとっては、この問題の原因と解決策を知ることが重要です。
今回は、サイディングの剥がれの主要な原因とその対処法を詳しく解説します。
これにより、自宅のサイディングが剥がれている場合の対応策を見つける手助けとなるでしょう。
□サイディングが剥がれる原因は?
1:経年劣化
サイディングの剥がれの最も一般的な原因は、経年劣化です。
15〜20年以上経過した家のサイディングは、防水機能の低下により雨水を吸収し、常に湿った状態になります。
この状態が続くと、サイディングは脆くなり、表面が剥がれ始めます。
外壁が冷たく湿っていたり、コケが生えていたりする場合は、特に注意が必要です。
防水シートの劣化による雨漏りを防ぐため、早急な対策が求められます。
2:直貼り工法の問題
築年数が浅いにもかかわらずサイディングが剥がれている場合、直貼り工法が原因かもしれません。
通常の通気工法ではサイディングと外壁の間に空間があり、通気性が確保されていますが、直貼り工法ではこの空間がなく、湿気がこもりやすいため剥がれやすくなります。
外壁と基礎の間に水切り板金がないか、サイディングと外壁材の隙間が狭い場合は注意が必要です。
3:塗装の不具合
塗装後にサイディングが剥がれる場合、塗装の不具合が考えられます。
乾燥時間の不足、水やシンナーの配分ミス、外壁に合わない塗料の使用など、さまざまな要因があります。
問題が発生した場合は、塗装業者に連絡して点検を依頼することが重要です。
□サイディングの不具合の対処法
1:反りや浮きの問題
サイディングの劣化が進むと、反りや浮きが発生することがあります。
これは、サイディングが水分を含むことによって膨張し、乾燥すると収縮することで徐々に変形するためです。
数か所に限られる場合は、釘やビスで固定することで補修可能です。
しかし、これが家全体に広がっている場合は、サイディング材の張り替えが必要になることもあります。
2:シーリング材の劣化
サイディング材のつなぎ目に使用されるシーリング材は、時間の経過とともにヒビ割れし、硬くなることがあります。
これが原因でサイディング材の側面から雨水を吸収し、浮きや反りの原因になることがあります。
劣化が軽度の場合は、既存のシーリング材の上から塗り直すことで補修できますが、深刻な場合は打ち替えが必要です。
打ち替えは費用がかかるものの、長期的な解決には欠かせません。
□まとめ
サイディングの剥がれや不具合は、家の美観と機能性を大きく損なう問題です。
この記事では、サイディングの剥がれる原因として経年劣化、直貼り工法の問題、塗装の不具合を挙げ、それぞれの対処法を詳しく説明しました。
また、サイディングの反りや浮き、シーリング材の劣化といった問題に対する対処法も提案しました。
これらの情報をもとに、自宅のサイディングの状態を確認し、必要に応じた対策を講じることが、家を長持ちさせるための鍵となります。
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