外壁の剥がれの放置は危険!応急処置について解説します
2024/03/19
家を守るためには、外壁のメンテナンスが欠かせません。
DIY愛好者にとって、自宅の小さな問題を自分で解決することは大きな価値があります。
この記事では、外壁塗装が剥がれている場合、どのように対処すれば良いのか、そしてなぜ迅速な対応が必要なのかを解説します。
応急処置を知りたい方は、方法と注意点もご紹介していますので参考にしてください。
□外壁の剥がれを放置するリスク
外壁塗装の剥がれは見た目の問題だけではありません。
放置することで起こり得るリスクには、次のようなものがあります。
1:雨漏りとその影響
外壁の塗装が剥がれると、建物内部へ雨水が侵入しやすくなります。
雨漏りが発生すると、腐朽など内部の劣化を加速させます。
このような状態が進行すると、塗装だけでは修繕できず、外壁材の張替え工事などの構造的な補強が必要になる場合もあります。
塗装だけで済んだ場合と比べて、修繕費用が大幅に増大します。
2:建物の安全性への影響
外壁の劣化は、構造体の腐食や内部結露、カビやサビの発生を促し、建物全体の安全性を脅かします。
これらは建物の寿命を短くし、断熱性や耐震性などの性能低下を引き起こすこともあります。
3:資産価値の低下
外壁塗装の剥がれを放置していると、雨漏りによる内部の腐食が進み、建物自体の資産価値も低下することになります。
将来的に建物を売却または賃貸することを考えている場合、注意が必要です。
□外壁の剥がれを応急処置する方法
外壁の剥がれを発見したら、放置しないことが大事です。
しかし業者に工事を依頼するまで、そのまま放置したくないという方もいるでしょう。
DIYで応急処置をする場合の手順をご紹介します。
1:必要な道具の準備
外壁の補修には、塗料や刷毛、ローラー、マスカー、養生テープなど、専門的な道具が必要になります。
どれもホームセンターで手に入ります。
2:補修箇所の清掃
補修箇所のゴミや汚れを落とし、塗れている場合しっかり乾燥させます。
こうすることで塗料が密着し、修繕の質を高めることができます。
3:ひび割れへの対処
ひび割れがある場合は、充填剤を用いて塗装面を平らにします。
塗装面が平らでないと、塗料を均等に塗れません。
4:塗装作業
下地が整ったら、塗装を始めます。
「下塗り」から始め、「仕上げ塗り」は2〜3回行うことが理想的です。
これらの工程を丁寧に行うことで、応急処置としての質が高まります。
5.DIYで応急処置をする場合の注意点
今回DIYで応急処置をするのは、建物全体の塗装ではなく塗料の剥がれた箇所のみを前提として説明しています。
また部分的に塗る場合ムラになりやすいので注意が必要です。
塗装業者に依頼する予定がある場合は、DIYで塗装せず、剥がれた部位をビニールで覆うなどの防水対策にとどめましょう。
外壁材と塗料にも相性があり、前回の塗料に塗り重ねられないなど種類がさまざまです。
業者に頼む際塗料の選択肢を狭めたり、余計に費用がかかることになるため、DIYで処置するかは慎重に判断してください。
また、剥がれの原因にも注意が必要です。
経年劣化の場合は、他の部位も劣化していると考えられるので、一度専門の業者に見てもらうことをおすすめします。
剥がれの原因が施工ミスと思われる場合は、まずは施工を行った業者に相談してみましょう。
□まとめ
外壁の剥がれは、見た目の問題だけでなく、家全体に影響を及ぼす可能性があります。
雨漏りや建物の安全性の低下、さらには資産価値の低下など、放置することで多くのリスクが生じます。
DIYでできる応急処置の手順をご紹介しました。ただし問題を一時的に解決する方法です。
道具をそろえる費用がかかったり、塗料の選定など専門的な知識が必要になるため、専門業者へ補修を依頼することをおすすめします。
弊社は地域密着の工務店ですので、応急処置に迷ったり外壁塗装が剥がれていて心配な場合はぜひご相談ください。
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