RC(鉄筋コンクリート)造の外壁の劣化症状と塗装に用いる塗料の種類を解説!
2024/08/06
RC(鉄筋コンクリート)造の外壁は、その耐久性から長く住み続けられる人気の構造です。
しかし、年月が経つにつれて、汚れやひび割れ、サビなど、様々な劣化が目立ちはじめませんか。
この記事では、RC造のコンクリート外壁の劣化原因を詳しく解説し、美観を保つための効果的な対策方法を紹介します。
RC造の家の外壁の劣化にお悩みの方や、これからRC造の家を建てる予定がある方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
□RC造外壁の劣化症状
コンクリート外壁は、鉄筋コンクリート造(RC造)の建物に多く用いられる外壁材です。
耐久性が高く、メンテナンスの手間が少なく済むことから、マンションや戸建て住宅など幅広い建物で採用されています。
しかし、コンクリート外壁も、年月が経つにつれて様々な劣化が起こります。
1: 汚れ・変色
コンクリート外壁は、水分を吸収しやすい性質を持っています。
そのため、雨水や空気中の湿気を含みやすく、汚れや変色を起こしやすいのです。
特に、コケや藻の発生、カビの繁殖、雨だれの跡などが目立つようになると、見た目の美観を損なうだけでなく、建物の耐久性にも悪影響を及ぼす可能性があります。
2: ひび割れ
コンクリート外壁は、地震や地盤沈下などの外的要因によって、ひび割れが発生することがあります。
また、コンクリート自体の乾燥収縮や、施工不良などもひび割れの原因となります。
ひび割れは、見た目の悪さだけでなく、雨水や湿気を内部に侵入させてしまい、鉄筋の腐食やコンクリートの劣化を促進させる可能性があります。
3: サビ
コンクリート外壁の鉄筋が腐食すると、サビが発生します。
サビは、コンクリートの強度を低下させ、ひび割れや剥落などの原因となります。
また、サビは見た目に悪影響を与えるだけでなく、人体に有害な物質を含んでいるため、健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。
□RC造外壁の塗装の種類
RC造のコンクリート外壁の劣化を防ぐには、定期的なメンテナンスが不可欠です。
具体的には、以下の方法が有効です。
コンクリート外壁の塗装は、劣化を防ぎ、美観を維持するために最も効果的な方法の一つです。
塗装には、撥水剤、クリア塗料、弾性塗料、再現工法など、様々な種類があります。
1: 撥水剤
撥水剤は、コンクリートの表面に薄い膜を形成し、雨水や汚れをはじく効果があります。
撥水剤は、コンクリートの防水性を高める効果があり、コケや藻の発生、カビの繁殖を防ぐ効果も期待できます。
2: クリア塗料
クリア塗料は、コンクリートの表面に透明な膜を形成し、汚れや紫外線から保護する効果があります。
クリア塗料は、コンクリートの風合いをそのままに保護したい場合に最適です。
3: 弾性塗料
弾性塗料は、伸縮性に優れた塗料で、ひび割れに強いのが特徴です。
弾性塗料は、コンクリートのひび割れを補修し、雨水や湿気の侵入を防ぐ効果も期待できます。
4: 再現工法
再現工法は、コンクリートの表面を研磨したり、特殊な塗料を塗布したりすることで、コンクリート本来の風合いを再現する工法です。
再現工法は、コンクリートの劣化を補修し、美観を回復させる効果があります。
□まとめ
RC造のコンクリート外壁は、適切なメンテナンスを行うことで、長く美しく保てます。
この記事では、コンクリート外壁の劣化症状と対策方法について解説しました。
コンクリート外壁の劣化にお悩みの方は、この記事を参考にして、適切なメンテナンスを実施しましょう。
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