屋根塗装に足場が必要な理由と足場なしでできるケース
2024/08/23
屋根塗装の際に足場が必要かどうか、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
費用を抑えたい気持ちは、誰しもあるものです。
しかし、足場なしで工事を行うと、安全面や仕上がりに影響する可能性も。
この記事では、屋根塗装における足場の必要性について、詳しく解説していきます。
□屋根塗装足場が必要な理由
屋根塗装工事では、足場を設置することで様々なメリットが得られます。
1:職人の安全確保
屋根の上での作業は、高い場所での作業となるため、転落する恐れがあります。
足場は、職人が安全に作業するための重要な設備です。
足場がない場合、職人は不安定な脚立や梯子を使用せざるを得ず、転落事故のリスクが大幅に高まります。
2:サビ落とし作業によるホコリやゴミの飛散防止
金属製の屋根の場合、サビ落とし作業が必要になります。
この作業では、研磨によってホコリやゴミが発生し、周囲に飛散してしまいます。
足場のメッシュシートは、ホコリやゴミの飛散を防ぎ、周辺環境を清潔に保つ役割を果たします。
3:高圧洗浄の水しぶき防止
屋根塗装の前には、高圧洗浄で汚れを落とす作業を行います。
高圧洗浄の水しぶきは、想像以上に勢いが強く、周囲に飛散してしまい、洗濯物や庭の花などが汚れてしまうことも。
足場とメッシュシートは、水しぶきをしっかりガードしてくれます。
4:塗料の飛散防止
屋根塗装では、塗料が風で飛散し、周囲の家や車に付着してしまう可能性があります。
足場は、メッシュシートを設置するための土台となり、塗料の飛散を効果的に防ぎます。
□屋根塗装足場なしでできるケース
屋根の構造や状況によっては、足場なしで屋根塗装が可能なケースもあります。
1:下屋根(1階部分)の塗装の場合
1階部分の屋根は、比較的低い位置にあるため、足場なしで作業できる場合があります。
ただし、隣家との距離が近い場合や、屋根の勾配が急な場合は、安全性を考慮して足場を設置する必要があります。
2:勾配が緩やかな屋根の場合
勾配が緩やかな屋根は、職人が安全に昇降できるため、足場なしで作業できる可能性があります。
しかし、勾配が緩やかでも、屋根材の種類や状態によっては、足場が必要になる場合もあります。
3:陸屋根の場合
陸屋根は、平らな屋根のため、足場なしで作業できるケースが多いです。
しかし、陸屋根でも、広範囲の塗装や、足場がないと作業が困難な箇所がある場合は、足場が必要になります。
□まとめ
屋根塗装において、足場が必要かどうかは、屋根の構造や状況、施工内容によって異なります。
安全性を第一に考え、必要であれば足場を設置することが重要です。
足場なしで工事を行う場合は、事前に専門会社に相談し、安全性を確認しましょう。
また、足場を設置することで、塗料の飛散防止や周囲への影響を抑える効果も期待できます。
屋根塗装の際には、足場についてもしっかり検討し、職人もお施主様も安心して工事を進められるようにしましょう。
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