コーキングの乾燥時間について
2022/10/13
外壁などの繋ぎ目やひび割れを埋めるための行われるコーキング。
コーキングはどれくらいの乾燥時間が必要なのか気になると思います。
そこで今回は、コーキングの乾燥時間について解説します。
コーキングの乾燥時間
コーキング材の乾燥は、3つの段階の時間経過があります。
・表面硬化…表面から約0.5㎜まで硬化しており、手で触っても付かない程度に硬化した状態・皮膜硬化…表面から約2㎜まで硬化しており、内面は柔らかい状態
・完全硬化…表面から約3㎜まで硬化しており、水を濡らしても剥がれない状態 塗料によっては、コーキングの乾燥時間に差があるので見た目に判断するのは難しいです。
また、季節や気温、湿度によって乾燥時間が変動しますので気をつけましょう。
コーキング材の種類別の乾燥時間
ウレタン系
ウレタン系は、表面硬化まで約2時間、完全に硬化するまで約7日間までかかるのが一般的です。
シリコン系
シリコン系は、硬化時間が短く表面硬化で約1時間、完全硬化まで約1日程度です。
変成シリコン系
変成シリコン系は、表面硬化まで約2時間、完全硬化するまで約72時間になります。
まとめ
コーキングの乾燥時間において、表面硬化→皮膜硬化→完全硬化の3段階があります。
コーキング材により変わりますが、表面だけだと約1時間程で完全に硬化するには1~3日以上かかります。
季節や気温、塗料の種類によって乾燥時間が異なりますので、施工業者に確認すると良いでしょう。
『株式会社市川工務店』では、専門知識や施工のノウハウを持つスタッフが責任をもって対応します。