シーラーとフィラーの違いについて
2022/11/15
下塗り塗料である、シーラーとフィラーの違いについて知っていますか?
使い方が違うと、期待していた機能が発揮できなくなることもあるんです。
そこで今回は、シーラーとフィラーの違いについてご紹介いたします。
シーラーとフィラーの違い
シーラーとフィラーは、どちらも外壁の下塗り塗料として使用します。
外壁材や屋根材の表面の1番初めに塗り、中塗りと上塗りとの密着性を高めます。
シーラー
中塗り・上塗りとの密着性を高めるのが本来の目的です。
傷んだ外壁内に浸透している最中に中塗り・上塗りをしてしまうと、密着度が低くはがれてしまうことがあります。
傷んでいる外壁面にシーラーを塗ると外壁内に吸収されて中で固まり、素地を強化することが可能です。
シーラーの浸透が止まるまで重ねて塗ると、密着性が高まります。
フィラー
表面に凸凹がある場合や、細かなひび割れがある場合の面に使用されることが多いです。
表面の凹凸をなくし密着性を高めてくれる特徴があり、シーラーの役割を併せ持った商品も発売されています。
まとめ
シーラーとフィラーは、どちらも外壁の上に1番初めに塗る下塗り用の塗料です。
シーラーは浸透して素地を強化し、中塗りと上塗りを密着させる目的があります。
フィラーは表面の凸凹を整えて、塗料の密着性を高めることが可能です。
外壁の状態に合わせて正確に使い分けることで、より長持ちする外壁塗装を実現できます。