横須賀市で住まいを長持ちさせたい人必見!屋根の修繕方法
2023/05/01
こんにちは。横須賀市は今年で市政116周年です。
それにちなみ今回は、横須賀市の戸建て住宅にお住まいの方に、住まいの長持ちに役立つ屋根の修繕についてご紹介します。
横須賀市と横浜市では、天候や戸建ての種類によって屋根の修繕方法が異なるのはご存知でしょうか?
今回は横須賀市に焦点を当て、横須賀市の気候や戸建て住宅の種類を踏まえた屋根の修繕方法についてお話しします。
1.横須賀市の気候は○○が多い!屋根に与える影響
お隣の横浜市と比べると、横須賀市は海風や潮風による屋根への影響が大きいです。
その理由は、横須賀市を有する三浦半島は神奈川県南部に位置しており、太平洋に面しているためです。
また台風の通過も多い傾向があり、年間を通して降雨量が多く、湿気が高いという特徴があります。
<横須賀市の気候>
・海風や潮風の影響が大きい(塩害)
・年間を通して降水量が多く、湿気が高い
主な理由:太平洋に面しているから
全国的にもこのような気候の条件下では、屋根には様々なダメージが生じ、屋根の劣化が進みやすくなります。
つまり横須賀市の戸建て住宅では「住まいを長持ちさせるには、屋根の修繕が必須!」と言えます。
2.古き良き街!横須賀市の戸建て住宅の特徴とは?
横須賀市には築年数の古い木造住宅が多く見られます。
市政116周年というだけあり、この地域に長く住む方が多く、住まいを代々受け継いでいると言えるかも知れません。
また横須賀市の戸建て住宅には、木造の平屋や2階建ての住宅が多く見られます。
これは市街化調整区域が多く存在していることが影響していると思われます。
屋根の形状については、切妻屋根や寄棟屋根が一般的で、瓦の屋根やスレート屋根が使用されていることが多いです。
築年数が古くなるに伴い、古い屋根材の葺き替え工事が必要となることがあります。
古い屋根材は耐久性が低いため、風雨や紫外線によって劣化しやすく、さまざまなトラブルを引き起こす可能性があるため修繕が必要です。
そんな将来を考えた時、少しでも住まいを綺麗な状態で残してあげたいですよね。
3.屋根修繕は自分で出来る?
住まいを長持ちさせるには、定期的な点検が必要です。
屋根に目視できる亀裂や割れ、変色、藻やカビの発生などがないかをチェックしましょう。また、雨漏りが発生した場合は、早めに修繕することが重要です。
屋根修繕はDIYで行うことも可能ですが、屋根は危険な場所のため専門的な知識と技術が必要です。
特に屋根の高所作業は非常に危険なので、たとえ目視で点検をしたいだけだとしても、専門業者に依頼することをおすすめします。
市川工務店は地域密着、多くのお客様にご利用いただき実績を重ねていますので、安心してご相談ください。
★★★最近お客様からご相談が増えている「屋根点検詐欺」については別ブログで紹介しています。★★★
4.住まいを長持ちさせる5つの屋根修繕方法
点検で屋根の修繕が必要とわかった場合、どのような工事があるか気になりますよね。
修繕方法は主に5つあります。ポイントを踏まえてご紹介します。
①ガルバリウム鋼板カバー工法
ガルバリウム鋼板とは、アルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%で作られた軽量で強靭な屋根材です。
亜鉛・アルミニウム合金の被覆により錆びにくく、耐久性が高く、さまざまな天候条件に耐えることができます。
また、美観や耐熱性にも優れているため、一般的な屋根材として使用されています。
さらに、施工が比較的簡単で、経済的な点も魅力の一つです。
スレート(コロニアル・カラーベスト)屋根を剥がす事なく、
ガルバリウム鋼板を上から貼る工法のため、解体費用や廃材処分費がほとんど掛かりません。
費用を抑えて施工する事が可能です。
手順①防水紙を貼る
手順②ガルバリウム鋼板カバー工事を行う
となります。
ただし、ただ貼ればよいという事ではありません。
屋根が傷むという事は最低でも10年以上は経っていると思われます。
そうなると下地の合板も同じ経年を経ているため、釘やビスが効かなくなっている場合があります。
市川工務店では屋根の野地板の更に下の"屋根垂木"という部材にしっかりと固定できるよう、
"墨出し"という作業を行ってから屋根垂木に向けて釘やビスを止めます。
これにより屋根の剛性が増します。
市川工務店では中で通気してくれる材料を選定して施工しておりますので、その点はご安心ください。
*ディーズルーフィングのエコグラーニを多く採用しております。
エコグラーニには他にもメリットがありますが、それはまた別の機会に掲載させて頂きます。
市川工務店のガルバリウム鋼板カバー工法についてもっと知りたい方は
こちらもご覧ください→ガルバリウム鋼板カバー工法について
②アスファルトシングルカバー工法
アスファルトシングルは、近年の新築住宅で多く採用されている屋根材です。
ガラス基材にアスファルトを浸透させ、表面には石粒が吹き付け接着されています。
シート状で扱いやすく、ハサミやカッターなどでも容易にカットできるため、北米ではDIYで施工している方が多いと聞きます。
そしてこのアスファルトシングルを採用したカバー工法をする現場を、最近よく見掛けます。
手順①野地合板上貼り
手順②接着剤付き防水紙を貼る
手順③アスファルトシングルカバー工事
となります。
アスファルトシングルでカバー工法を行う時は必ず"接着剤付き防水紙"を使用します。
このアスファルトシングル材は専用接着剤で固定するため、固定する下地がきちんと接着されていないと下地ごと剥がれることになります。
アスファルトシングルは1枚あたり4本の釘で固定しますが、先程ガルバリウム鋼板カバー工法で触れたように、経年劣化した下地には釘もビスも効きません。
またサイズの関係等で垂木に固定する事もできません。
そのため防水紙を貼る前に野地合板をもう一度貼る必要があり、更に当然その下の防水紙も接着剤でしっかりと固定されていなければなりません。
アスファルトシングル葺きを採用する際は必ず「現物見本」を見る事をおすすめします。
ホームセンターで1枚300~400円で売られています。
6mm程のとても柔らかい素材のため、強風が吹く立地条件の建物には不向きと思われますので、市川工務店では採用していません。
安価で済んで、メンテナンスをマメにできるという方にはオススメかも知れません。
くれぐれも現物を見てから採用するかを決める事をおすすめします。
③葺き替え工事
古い屋根材の葺き替え工事が必要な場合は、新しい屋根材に葺き替えることで屋根の寿命を延ばすことができます。
その際は新しい屋根材の選定が重要です。
横須賀市では、瓦屋根やスレート屋根が一般的です。瓦屋根は美しく風格があり、スレート屋根は丈夫で耐久性があります。
どちらの屋根材も特有のメンテナンスが必要です。
・瓦の葺き替え
・スレートの葺き替え
・瓦棒(トタン屋根)
どの工法も、既存の素材を剥がし、下地からやり直す方法です。
上記の①②でもご説明した通り、野地板が経年劣化で傷んでいる可能性が高いので、旧野地板まで剥がして施工するのか、旧野地板の上に新野地板を貼ってから施工するのか、いずれにしても古い野地板のまま葺き替えするには注意が必要です。
瓦屋根にこだわりがある方や、どうしてもカバー工法が心配と考える方にはおすすめです。
④屋根補修工事
屋根補修工事は部分的に傷んでいる時に行います。
部分的に傷むという事は何かの原因があると思われるので、その原因を突き止めてから行う事が大切です。
例えば台風や強風で物が飛んできて破損したなど、原因が分かれば安心して部分的な補修で修繕できるでしょう。
しかし原因が不明な場合は、本来必要な補修がされなかったり、再度同じ箇所が傷む可能性があるため、原因を突き止めてから工事を行うことが重要です。
屋根の部分的な傷みには、雨漏り、瓦のズレ、葺き替えた屋根材の接合部分からの浸水などがあります。
これらの問題を早期に発見し修繕することで、より長い寿命を保つことができます。
屋根は建物を守る重要な役割を担っているため、傷みがある場合は早めにご相談くださいね。
⑤屋根塗装工事
屋根が色褪せたり、塗装が剥がれたりしている場合、塗装することで屋根を長持ちさせることができます。
スレート(コロニアル・カラーベスト)屋根はセメントを加工して作られています。
表面が塗膜(塗料)でできているため、経年で塗膜が薄れるため撥水効果がなくなり、少しずつ水分を吸収してしまいます。
素材にいつまでも水分が残ると、そこにコケやカビが生えます。
そのためコケやカビが生えてきたら塗装工事の目安となります。
放置するとスレート自体が反ったり、ヒビ割れたりします。
更に放っておくと「もう塗装工事はできない!」という状態になってしまいますのでご注意ください。
なお瓦屋根は塗装工事が必要ないと考えられています。
しかし一部の瓦は"セメント瓦"といって、名前の通りセメントでできているため、当然塗装工事が必要になります。
セメント瓦なのか判断が付かず塗装するか迷う場合でも、専門家でしたら一目瞭然のためぜひ一度ご相談くださいね。
塗装工事が一番安価で手軽にできる屋根のメンテナンス工事です。
そのためコケやカビ、色が薄れてきたなどの症状が見られたら早めの塗装工事をおすすめします。
そうすることで結局はコスパ良くメンテナンスできます。
修繕期間が短いため、お客様の生活への負担も軽減されます。
市内から都内へ通勤が多い地域柄もあるため、修繕期間が短いのは嬉しいポイントですね。
塗料には、アクリル塗料やウレタン塗料などがあり、塗料によって耐久性や防汚性が異なります。
当社では見積もりの段階からわかりやすく丁寧に説明するため、難しい知識は不要です。
住まいに合った塗料をご提案させていただきます。
★★★屋根の修繕の種類と当社で出来る屋根工事については別ブログで★★★
まとめ
横須賀市の屋根修繕について、横須賀市の天候や戸建て住宅の特徴を踏まえてご紹介しました。
屋根の種類や状態によって修繕する方法を5つご紹介しました。
屋根の状態やご予算・住まいの修繕プランに合う方法が見つかりましたか?
「悪徳業者に騙されたくない」
「専門知識がないから不安」という方も、
屋根の点検や修繕を自分で行うのは大変危険なので、是非一度当社へご相談くださいね。
「確かに横須賀の屋根ってそうだよね!」
「そうか、横須賀の戸建てって○○が多いね…」
など、共感や発見があったら嬉しいです。
住まいの長持ちにお役立ていただき、屋根の修繕や点検をお考えの際は
地域密着!横須賀市を中心に外壁塗装・屋根塗装を承っている市川工務店へご相談くださいね。
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株式会社市川工務店
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横須賀市にて屋根塗装を実施
各種塗り替え工事を横須賀で
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