サイディング外壁の種類と特徴|選び方のポイントやメンテナンス方法も解説
2024/10/06
サイディングは、建物の外壁に張る仕上げ用の板材のこと。
近年は、モルタル仕上げに比べて工期が短く、デザイン性も豊富なことから、多くの住宅で採用されています。
今回は、サイディングの種類や特徴、選び方のポイント、メンテナンス方法まで詳しく解説します。
家を建てる予定があり、外壁の素材としてサイディングを採用したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
□サイディング外壁の種類と特徴
サイディングは、大きく分けて4つの種類があります。
それぞれの特徴を比較して、ご紹介します。
1: 窯業系サイディング
セメントを主原料に、パルプや木繊維などの繊維質を混ぜて作ったサイディング。
高温・高圧の「窯」で焼いて硬化させることから、この名前が付けられました。
窯業系サイディングは、日本で最も多く使われている種類です。
デザインのバリエーションが豊富で、木目調やレンガ調など、さまざまなデザインがあります。
また、耐火性や耐久性にも優れており、メンテナンスも比較的容易です。
2: 金属系サイディング
ガルバリウム鋼鈑などの金属を成型したサイディング。
軽量で、耐火性や断熱性に優れているのが特徴です。
また、サビに強く、耐久性も高いので、長く美しい外観を保てます。
3: 木質系サイディング
天然木を加工したサイディング。
木本来の温かみのある風合いを生かしたい方におすすめです。
ただし、水に弱く、メンテナンスには注意が必要です。
4: 樹脂系サイディング
塩化ビニル樹脂を板状に加工したサイディング。
軽量で、耐久性や耐水性に優れています。
凍害にも強く、寒冷地での使用にも適しています。
□サイディング外壁の選び方のポイント
サイディングを選ぶ際は、デザイン性、機能性、価格、メンテナンス性の4つのポイントを考慮する必要があります。
1: デザイン性
サイディングは、木目調やレンガ調など、さまざまなデザインがあります。
家の外観イメージに合わせて、好みのデザインを選びましょう。
2: 機能性
サイディングには、耐火性、断熱性、防水性など、さまざまな機能があります。
家の用途や地域に合わせて、必要な機能を選びましょう。
例えば、耐火性能の高いサイディングは、火災のリスクが高い地域や、火災保険の割引を受けるために必要な場合に適しています。
断熱性能の高いサイディングは、冷暖房効率を上げ、光熱費を抑えたい場合に適しています。
3: 価格
サイディングの価格は、種類やデザインによって異なります。
予算に合わせて、適切なサイディングを選びましょう。
4: メンテナンス性
サイディングは、定期的なメンテナンスが必要です。
メンテナンスの頻度や費用を考慮して、メンテナンスしやすいサイディングを選びましょう。
□まとめ
サイディングは、種類や特徴、選び方のポイント、メンテナンス方法など、さまざまな要素を考慮して選ぶ必要があります。
この記事を参考に、ご自身の家に最適なサイディングを選んでください。
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